こんにちは、Niicanです。
今日は、持病のお話を。
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口唇ヘルペスとは?原因と症状。
皆さん、口唇ヘルペスって聞いたことありますか。
発症率は10%(10人に一人)なので、結構いらっしゃると思います。
Herpes(疱疹)という言葉は、小水疱(小さいみずぶくれ)が集った急性炎症性皮膚疾患のことをいっていま す。Herpesはギリシャ語で「這う」という意味で、もともとは真菌症(カビの感染症で、いんきんたむしなどがあります)や、丹毒、皮膚癌など這うよう に拡大する皮膚疾患すべてをさしていましたが、19世紀になって妊娠性疱疹、疱疹状膿痂疹、疱疹状皮膚炎、単純疱疹、帯状疱疹などの水疱性病変を作る疾患 のみに使われるようになりました。しかし、現在は単にヘルペスというときは、単純疱疹、または帯状疱疹をさしています。
日本皮膚科学会HP
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q01.html
https://doctorsfile.jp/medication/345/
自分は、高校生の頃からこれに悩まされています。
私と口唇ヘルペス。戦いの歴史。
かかったことある方も多いでしょう。
この病気って、子供の頃にかかった水疱瘡のウイルスが神経節(神経細胞が集まるところ)に潜伏していて、体力が落ちたりストレスが溜まったときに勢いをまして、唇周囲に出てくるんです。
これ、口の周りにできるので、見た目が気になって、結構凹むんですよね。
ただでさえ体力が落ちて、ストレスフルな環境で出るわけですからね。
きれいに治るには、2-3週かかるし。
目立つから、20代の頃はほんとに憂鬱でした。
忘れもしません。大学受験、センター試験の前にもなりました。
私の人生の節目節目で、襲いかかってくる病魔です。
でも、何年も付き合っていくうちに、対処法がわかってきました。
参考にしていただければ幸いです。
口唇ヘルペスの治療。内服薬と外用薬。
薬物療法がメインです。
外用薬(アラセナA軟膏)もありますが、これはヘルペスを良くするというより、悪くしないくらいのイメージですね。
抗ウイルス剤という、ウイルスの増加を抑える薬を内服します。
昔は、ゾビラックスという薬の一択でした。
これは、いい薬なんですが、欠点があります。
半減期が短い(体の中で血中濃度がすぐに下がってしまう)ため、一日5回、内服なんですよね!
そのためか、飲んでしばらくすると効き目が低下するためか、皮疹がズキズキして、勢いが戻ってくる感じでした。
寝る前に飲むと、朝はもうヘルペスが勢いづいているイメージ、、、
効果はあるんですけどね。
ちなみに、5日間の内服です。
そして、少し高い。
その後、登場したのがバルトレックス。これにだいぶ助けられました。
なんといっても半減期が長いので、長く効く感じがするんです。1日3回でよい。
夜飲んでも、ずっと聞いている感覚!
これが私のお気に入りです。
ちなみに今は、アメナリーフという新しい薬もあります。
1日1回内服で良いのと、増殖抑制作用が強く、効果が早いという特徴があるようです。
これは、1年前に一度試してみました。1回なのでなんとも言えませんが、高い割にそこまでの効果があるとは思えませんでした。
要するに、バルトレックスと同じかなという感じ。
私はバルトレックスを愛用しています。
早く治すには、コツがある!
この病気で最も困ることは、一旦水疱ができてしまうと、なかなか治らないこと!
とにかく早く治したいんですよ。
そのためには、とにかく、早期発見、早期治療です。
早期発見:気づくこと
付き合いが長くなると、わかります。
なんとなく口の周りが痒い。
心臓の動きに合わせて拍動するようなほてり。
チクチク痛いこともある。
これがあったら、すぐ、鏡で確認です。だいたいほんのり唇の周りがピンク色になっています。
もうこれで、診断確定。
早期治療
そしたら、早期の治療です。
この薬って、なり始めに一番効果があるんです。
この、水疱になる前の皮膚がピンク色に発赤しているときにすぐ薬を飲むこと!
大事なのは、そこで手元に薬があることです。
その時に薬を飲みきっていると、病院に行くまでの数時間一気に悪くなってしまうんです。
ピンク色の皮疹が、水ぶくれ、水疱になってしまう。
そこで薬を飲んでも、かさぶたになって、きれいに取れるのに1週間以上かかる。これは、負けですね。
じゃあ、どうするか。
理想は、1錠残しておいて、なり始めにすぐ飲んで、すぐ皮膚科で薬をもらって、初めに飲んだ分を残しておくことです。
そうすることで、再発時に早期対処できますね。
すぐ飲むと、ほんとに良くなります。なったことが周囲に気づかれないくらいです。
朗報、ファムビルで予防的投与が保険適応に!
なんと、今回調べてみたら、予防的投与が認められた薬が!
2019年2月、ファムビルの予防的投与が保険適応になっています。
年間3回の再発なら、予防的に出してくれるみたいです。
これは私、未体験です。今度出たら、出してもらおうと思います!
おわりに
ヘルペスと私の、今までの戦いの記録でした。
今はほんとにいい薬があるんですね。
あとは、とにかく気づいて、すぐ薬を飲む。これだけです。
ただ、お薬には合う、合わないもあるし、値段の高い薬なので、皮膚科の先生によく相談して、用法用量を守って正しく服用しましょう!
一番は、ストレスを溜めないこと、発症させないことですからね。