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Modern Monetary Theoryについて。中野剛志著「奇跡の経済教室」2冊、一気読み。

2021年2月13日

こんにちは、Niicanです。

週末は腰を落ち着けて、経済に関する本を読みました。
結論、目からウロコでした。

Contents

中野剛志著「奇跡の経済教室」を知るきっかけ

経済は全くの門外漢なんですが、株をやってると、興味が出てくるもんですね。

ホリエモンが言うように、「走りながら考える」っていうのが、性に合ってます。(授業料かかってるけどね、、)
逆に、株でもやんないと、経済の勉強ほとんどしなかったかも(汗)。
株嫌いな人多いけど、世の中の大事な仕組みの一つで、知らずに死ねない!と、はじめたんで。

するとやっぱり、「なぜ?」「なぜ?」が止まらない。この状況で読書をはじめるのが自分には向いてます。

今日は、尊敬するふんどし王子のおすすめだった、「奇跡の経済教室」を読んでみました。

https://www.kenbiya.com/ar/cl/fundosi/72.html

内容。Modern Monetary Theory:MMTや、デフレについて。

  • 平成の経済政策の失敗は、デフレ対策をしなくてはいけない時に、インフレ政策をとっていたこと。
  • デフレ対策には、政府による消費や投資の拡大が必要。大きな政府、積極財政、減税が必要。消費税増税なんてもってのほか。これまでのムチ型(企業利潤主導型)成長戦略から、アメ型(賃金主導型)成長戦略へ転換する必要がある。構造改革を逆行させることになる。
  • 財政赤字はどうするのか?自国通貨発行権のある国の経済は、デフォルトに陥らないというのが、MMTの考え方。
  • 民主主義とグローバル化(規制緩和、移民推進による賃上げ抑制)は両立しない。
  • 民主主義(反グローバル)、アメ型(賃金主導型)成長戦略に、ピボットさせよう!

という内容でした。

感想

面白くて、「基礎知識編」「戦略編」一気に読んでしまいました。。
もっと早くに読めばよかった。

論理の展開が分かりやすく、同じ論理を繰り返して説明してくれるので、だんだん理解が深まっていきます。

「ムチ型とアメ型の経済政策」など、対比を用いてシンプルな2項対立のロジックで説明されていました。

平成の経済政策には、かなり辛辣に批判されていました。

素人の僕でも、だいたい理解できたつもりです。

今まで社会の授業で習ってきたことをひっくり返される論理展開は、グイグイ引き込まれるものがあります。

異端の理論、と自分でも書いていらっしゃったので、この本の立ち位置は、まだわかっていない部分もありますが、
興味が湧いた分野なので、引き続き経済の勉強、やっていきたいです。

なお、この内容を知ったかぶりで少し大きくなった子供に偉そうに話して、アウトプットする予定です(えへへ)。

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